金具スパイク metal407
埋め込み式・取替え式
金属製のスパイクには、埋め込み式と取替え式という種類があります。埋め込み式は、スタッドが靴底に埋め込まれたタイプのスパイクです。走りやすく足への負担が軽減されるといったメリットがありますが、すり減ってしまった場合交換できないので注意が必要です。取替え式とは、スタッドの交換が可能なスパイクです。すり減った場合やグランドの状態に合わせて交換ができるというメリットがありますが、金属部が多く重たいなどのデメリットもあります。金属製のスタッドは使えば使うほどすり減ってしまうので、取替え式のほうが良いと思われがちですが、必ずしもそうではありません。埋め込み式のほうが耐久性に優れていると言われており、軽くてプレーに支障も出にくいので、現在は埋め込み式のスパイクが主流となっています。
革底・樹脂底(アウトソールの違い)
野球のスパイクの靴底(アウトソール)には、樹脂製と革製の2種類があり、埋め込み式のスパイクは樹脂底のものが一般的ですが、取替え式のものには革底のスパイクもあります。革底のスパイクの場合、使えば使うほど足に馴染むというメリットがありますが、耐久性が低く、足に負担がかかりやすい場合があります。樹脂底のスパイクは、足に負担がかかりにくく、耐久性に優れているのが特徴です。
天然皮革・人工皮革・合成皮革(アッパー素材の違い)
野球のスパイクで、足の甲を覆う部分の素材をアッパー素材と言い、アッパー素材の違いによって履き心地が変わってきます。一般的な種類として、天然皮革・人工皮革・合成皮革の3種類があり、天然皮革は足に馴染みやすく軽いのがメリットですが、耐久性に劣ることや、悪天候には向いていないことなどがデメリットです。人工皮革や合成皮革は、天然皮革のように足に馴染むことはありませんが、耐久性と耐水性に優れているというメリットがあります。