スケートボードシューズの選び方
スケートボードシューズ、通称「スケシュー」についてご紹介します。スケボーをする際には、シューズが足を守り、デッキのコントロールにも役立つため、選び方がとても重要です。初心者の方も自分に合ったシューズを見つけるために、ぜひ参考にしてくださいね!
スケートボードシューズ、通称「スケシュー」についてご紹介します。スケボーをする際には、シューズが足を守り、デッキのコントロールにも役立つため、選び方がとても重要です。初心者の方も自分に合ったシューズを見つけるために、ぜひ参考にしてくださいね!
スケシューには、次のような特徴があります
・フラットなソール:ボードコントロールがしやすく、グリップ力が高い
・優れたクッション性:衝撃を吸収してくれる
・耐久性のある素材:デッキテープとの摩擦に強い
まだスケシューを持っていないけどスケボーをしたい!という方は、お手持ちのスニーカーの中でなるべくソールが平らなものを選びましょう。ただし、サンダルやヒール、ブーツ、硬い革靴などは避けてください。
スケシューには主に「ハイカット」と「ローカット」があります。
足首までカバーするため、バスケットシューズのように足首周りを守ってくれます。
足首周りが柔らかく動かしやすいため、軽快に動きたい方に向いています。
近年はローカットやスリッポンタイプが人気です。ソールには滑りにくく安定したゴム素材が使われ、足にしっかりフィットする厚めのシュータンも好まれています。
スケシューのソールには、以下の2つの製法があります。
アッパーとソールを熱で接着する方法で、ソールが薄く柔らかいので、デッキの感覚を足で感じやすいです。ただし、薄いため着地時の衝撃が足裏に伝わりやすいのが難点です。ソール周りにミシン目がないのが特徴。
アッパーとソールを縫い合わせているため、クッション性が高く衝撃吸収力に優れています。ソールが厚めで硬めなので、デッキの感覚を足で感じづらく、慣れるまでに少し時間がかかることもあります。ソール周りにミシン目があるのが特徴。
スケートボードシューズには、スエード、レザー、キャンバスなどの素材が使用されます。
柔らかく、デッキテープへのグリップ力が高いため、多くのスケーターに好まれています。
履くうちに柔らかくなり、馴染んでいきます。スエードよりグリップ力は少し劣りますが、耐久性はあります。
安価でデッキテープに馴染みますが、耐久性が低いため消耗が早いです。プッシュの練習程度であればキャンバスでも問題ありませんが、初心者の方には耐久性と柔軟性のあるスエード製がおすすめです。
毎日オーリーやフリップなどの技を練習しているようなスケーターであれば、早くて1週間から1ヶ月でシューズに穴が開くこともあります。スエードが伸びたり穴が開いたりした場合は、安全のため買い替えを検討しましょう。また、「SHOE GOO(シューグー)」などの補修剤を使えば、穴を塞いでシューズを長持ちさせることも可能です。
スケシューは、サイズが合わないと怪我のリスクがあるため、できれば試し履きをおすすめします。ブランドによっても履き心地や幅が異なるため、ジャストサイズを選ぶのがポイントです。普段のサイズより0.5cm下げた少し小さめのサイズを選ぶとボードコントロールがしやすくなります。
スケシューは大きく2つのスタイルがあります。現在はローテクシューズが人気ですが、ファッションに合わせてカラーやデザインも考慮して選ぶと良いでしょう。
・ローテク:昔からあるオーソドックスなスタイル。スリムでシンプルなデザインで、ソールが薄く作られているため、足の動きをデッキに伝えやすくコントロールがしやすいのが特徴。
・ハイテク:大きめでソールが厚いデザイン。全体的にゴツゴツしていて重く分厚いため、足の動きをデッキに伝えにくいなどの問題がありましたが、近年は性能の向上と軽量化が進み、より使いやすくなっています。
スケシューの中には、VANS HALFCAB やes ACCELなどの20年以上も販売され続けている靴もあります。 お気に入りのシューズが見つかれば、同じものを履き続けて感覚を安定させることもおすすめです。最初のスケシューはデザインや好きなブランド、ライダーが所属するブランドなどから選ぶと楽しみが増えるかも!スケボーを続けながら、自分に合ったお気に入りのスケシューを見つけてください!