スケートボードの始め方 スケートボードパーク編

スケートボードの始め方

スケートボードを買ったけど、どこで滑ればいいの? スケートボードパークは初心者でも大丈夫? 楽しむコツは?
スケートボード人口も東京オリンピック前後から、増加傾向にあります、オリンピック見て始めた、YOUTUBEみて始めたくなった、友達が始めたからなど、始めた理由は人それぞれだと思います。
今回はスケートボードパーク利用のメリットと最低限知っておきたいことなどを紹介致します。スケートボードパークを上手に活用してみてください!!!

スケートボード初心者はパークに行くべきメリット3選

これまで公共の道路や公園などで練習することが多かったスケートボードですが、徐々にスケートパークが増えています。
もちろん、スケートパークはプロだけでなく初心者の方でも利用することができます。
スケートボード初心者の方がパークを利用すべき理由についてご説明します。

1.スケートのプロ・先輩から教えて貰える

スケートボードに乗ってみたくても、最初は上に乗ってバランスを取るだけでも一苦労。
プッシュやチックタック、オーリーなど技術を覚えるどころではない方も多いはず。
スケートパークに行けばプロの講習を受けることができますし、周りのスケーターからアドバイスを受けるなど、参考になることが多いのでおすすめです。
全国的にパークが増えてきていますので、自宅の近くのパークを探してぜひ一度見に行ってみるのも良いかも知れません。
スケートボードを含めどのスポーツも、プロから学ぶことで上達が早いですし、後々修正しづらくなるような悪いクセも付きにくいですよ。

2.スケートボードをプレーする仲間ができる

スケートボードは友人と始める方が多いです。
中には一人でスケートボードを始める方もいますが、スケートパークを利用することで、一緒にプレーできる仲間を作るきっかけになります。
スケートボードをプレーする人は、案外気さくな方が多く、通ううちに友人が増えるはず。
一人でプレーするより誰かと滑ったほうが、より楽しめますし、スケーターはトリックを決めると褒め合う文化があるので、より上達したいというモチベーションにも繋がるはずです。

3.ミニランプやアールの練習ができる

スケートボードの技というと、オーリー(ジャンプ)をイメージする方がほとんどです。
ただ、オーリーは比較的難易度の高い技であり、ここから入ってしまうと途中で挫折してしまう方も少なくありません。
そこで、スケートパークにあるミニランプと呼ばれる半円状のセクションを利用して、転ばずに滑ることから練習するのがおすすめです。
最初はミニランプのリップ(高い部分)ではなく、緩やかな底の方で滑る練習を繰り返すことで、あっという間に上達できますよ。
少し慣れてきたらミニランプのアール(湾曲した坂の部分)を利用して、直線で侵入したり斜めから入ってみるといった練習ができます。
ミニランプはうまく滑ることが出来ると、独特の浮遊感のような感覚を味わえるので、ぜひ試してみて下さい。

楽しむコツは「流れ」を意識すること

初心者でもスケートパークを楽しむコツは、周りの流れをある程度見ながら滑ること。
経験者の方は様子を見ながら滑ってくれますが、ボードは滑り始めるとなかなか止まることや方向転換が難しい乗り物です。
事故やトラブルを避けてお互いに楽しむためにも、滑り始める前に周りの様子をざっと見回してみて、十分な隙間や余裕があることを確認してから滑るようにしましょう。
慣れてくれば徐々に滑ろうとしている人のコースやタイミングが掴めますが、最初はそこまで読むのは難しいため、少し「間」を意識して滑るくらいで十分です。

上手い人を見ることで目標になる

スケートパークには当然、大会に出るような上手い人も滑っています。
そういった上級者のトリックを間近で見ることが出来るのも、パーク利用のメリットです。上手いプレーヤーの滑りをじっくり見ても、咎められることは無いので安心してください。
目標になるような人ができれば、スケートボードを頑張るモチベーションになりますよ。

スケートパーク利用前に知っておきたいこと

パーク利用前に確認しておきたいポイントについてご紹介します。
次に挙げる3点は、ぜひチェックしてからパークを利用してください。

1.ヘルメットをあらかじめ準備する

安全性に配慮して、ヘルメットを着用しないと滑れないパークも多くあります。
初心者の場合は、着用義務がなくても事前に準備しておくのがおすすめです。
慣れないうちは受け身を取ることも難しいため、注意が必要です。
特にパークはスピードが出やすくアールでバランスを崩して転ぶ確率も高くなります。
安全性の高い、専用ヘルメットを用意するようにしましょう。

2.カーブやレール付近では注意

滑るときは、カーブやレール(手すりに見立てたパイプ状のもの)の近くで立ち止まらないようにしましょう。
多くの方がトリックを練習する場所ですので、立ち止まると多くの方に迷惑がかかってしまいます。 これは、上級者の方でもやってしまいがちですが、基本的に危険な行為なので誰かがやっていても真似してはいけません。

3.パーク内でのトラブルは自己責任

パーク内で起きた事故やトラブルについては、当事者同士の自己責任として対応する必要があります。
そのため、トラブルを避けるためにも貴重品の持ち込みは最小限にした上で、安全性に十分配慮して滑るように心がけましょう。

スケートパークは初心者でも大丈夫

ここまで、スケートボード初心者の方向けに、スケートパークの利用方法についてご紹介しました。
スケートパークは決して上級者やプロ専用の場所ではないため、初心者の方も積極的に活用してください。 本記事も参考にしながら最低限のルールを守れば、初心者の方でも十分に楽しめますよ。